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やまぶん日記
伊達締め|ネットでは伝わらない価格の違い
2025/4/19

皆様こんにちは。
急に暑くなってきましたねぇ。
皆様、水分補給を忘れずに、熱中症には
くれぐれもお気を付けくださいね!!!
さて、今日の話題は、ちょっとニッチな分野に
なるんですが「伊達締め」の話しです。
実は、一言に「伊達締め」と言っても
色々な種類の物が販売されていますが、
今回は特に正絹の伊達締めについてです!
ネットで【正絹 伊達締め】と検索すると、
色々な商品がヒットすると思います。
価格を見ると2,000円前後~8,000円以上の物まで
価格も色々で、どれを買っていいか迷う方も多いと思います。
伊達締めって、写真で見る限り
どれも同じ様に見えちゃいますしね ^^;
では、何故そんなに価格が違うんでしょうか?
まずは仕入れ時期の違い。
物価高騰が叫ばれる昨今、当店でも仕入れる度に
仕入れ値が上がっています。
当然、以前に仕入れている在庫に関しては
安く販売しているのですが、それが売り切れてしまったら、
どうしても価格が上がってしまいます。
次に、品質の違い。
高い物と安い物では、当然ですが品質が違います。
これは、伊達締めの織りが分かるように
同倍率で拡大した写真です。
上の写真が、比較的安価な伊達締めの織組織。
下の写真が、比較的高価な伊達締めの織組織。
こうして拡大してみると、全然違うでしょ?
下の方が織った時の打ち込みが強く、糸の目が詰まっているのが
分かっていただけると思います。
両方の手触りを比べると、上の伊達締めはフニャっと柔らかく、
下の伊達締めはパリッとして張りがあります。
※結ぶ箇所は、織り方が変えてあります。
どちらが良いかは、好みもあるのですが・・・
実際に両方使っている女将曰く
「高い方が締まりが良く、長く使っていてもヘタレないし
着崩れも少ない」と言っています。
何を選択されるかは、お客様次第ですが、
着付けの時に、伊達締めって結構重要アイテムなんですよ。
特に、着付け教室へ通われている方や、
お稽古等で着物を着る回数が多い方は、比較的高価でも
しっかりした生地の物を選んだ方が、
結果として経済的になると思います。
たかが伊達締め、されど伊達締め!
是非、お近くの呉服店や百貨店で、実物に触れて
購入していただきたいアイテムです!!!!
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