皆様こんにちは。

先日のブログで、きものリフォームについて書きました。

今回の記事は、男性の着物のリフォームについて、

自分自身の例をご紹介します。

トップ画像は、クラシック音楽が好きだった父（故人）が着ていた

洒落紋が入った羽織だった物。

この羽織を着て、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを

聞きにオーストラリアへ行くのが夢だと言っていましたが

夢叶わず・・・

そのうち、羽織だけでも連れて行ってあげようかなぁ？と

思っていますが、いつになることやら・・・

父と私では身長が10cm以上違い、裄も長さが違うので、

仕立て直して普通の羽織として着ることはできませんでした。

しかし、このハープと楽譜の洒落紋を何とか残したくて

いろいろと考えた結果、袖なしの羽織（ちょっとコートっぽい襟）にしました。

これを、実際に着ると（ちょっと前の写真ですが）

こんな感じになります。

ある程度の身長がある男性の場合、反物の幅が足りなくて

羽織の裄が出ないこともあるのですが、袖なしの羽織なら問題ありません。

譲り受けた着物や羽織でも、袖なし羽織になら

仕立て直し可能な場合が多いので、選択肢に入れてみてください。

また、古い着物や、着用回数の多かった着物（羽織）は

ヤケて色褪せてしまっている物もあります。

写真の様に、ヤケで色褪せた所が筋になっているのですが、

実際に着てしまうと、ほとんど気にならなくなります。

ヤケて色褪せた部分が、どうしても気になる方は、

工賃は発生しますが、修正も承ります。

当店は男性の着物も、新品からリフォームまで得意としています！

どんな細かいことでも、お気軽にご相談ください。

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着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。

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