新着情報
着物の知識
ぞうりの経年劣化
2022/10/11
皆様こんにちは。
ちょっと前に「 合皮のぞうりに要注意! 」という記事を書きましたが
今回も合皮のぞうりについてです。
お客様から「ぞうりが劣化してるかも?」とご相談を受けたのですが、
トップ写真がそのぞうりです。
パッと見て、そんなに劣化していないように見えますが
花緒に使ってあた合皮部分がボロボロと、剥がれてしまっています。
【写真左側】
裏も剥がれてきています。
花緒の劣化だけなら、新しい物に挿げ替えれば、まだまだ履けます。
裏が剥がれかけているだけなら、裏を貼り直せば、まだまだ履けます。
しかし、写真では伝わりませんが
台の表皮(合皮)がベタついてきてしまっているので、
残念ながら、このぞうりは寿命がきてしまっています。
このぞうりは購入後10年以上が経過していて、加水分解によって経年劣化してしまいました。
こうなると履いている途中に、裏が剥がれることもあるので、
古くなってしまった合皮のぞうりは、必ず履く前に、劣化具合を確認してください。
表面を触ってベタつきがあれば要注意です。
本革や帆布を使ったぞうりは、表面の加水分解は起こりませんが、
裏が剥がれることはありますので、合皮以外のぞうりも
たまに確認してくださいね!
特に「ママ振」を検討中の方や、この秋に結婚式を控えていらっしゃる方は、
必ず確認してください!
当日の朝に「ぞうりが履けない!」なんてこともあります。
不安な方は、お気軽にご相談ください。
また、ぞうりを当店まで持ってきていただければ、
いつでもチェックさせていただきます。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。
別誂え・仕立・お手入れ・加工・リフォーム等
お問い合わせはお気軽に電話またはLINE、
ホームページ内のお問合せフォームより受け付けております。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
やまぶん呉服店
〒503-0904
岐阜県大垣市桐ヶ崎町63番地
℡ 0584-78-3750
URL:http://gifu-yamabun.jp/wp/
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+