新着情報
やまぶん日記
男の着物は裏にこだわれ!【羽織編】
2022/9/17
皆様こんにちは。
先日
という記事を書きましたが、今日は羽裏に焦点を当てて記事にしたいと思います。
トップ写真は、私の羽織。
鯰と瓢箪、お爺さんが描かれていますが、何故この柄なのか?
どこにこだわったのか?をお話します。
この羽裏を選んだ時、何か地元・大垣に関連する柄にしようと思っていました。
選択肢として「大垣の風景を描いてもらう。」というの頭に浮かびましたが、
それじゃあ普通の風景画とあまり変わらないので却下。
何かいい柄がないかなぁ・・・と思っていた時に出会ったのが、この羽裏でした。
当店がある大垣市では、毎年5月に大垣の城下町祭礼として伝承されてきた
「おおがき祭り」があります。
13両の軕が街を練り歩くのですが、その中で特に人気があるのが「鯰軕(なまずやま)」。
ただでさえ捕まえにくい鯰を、丸くスベスベした瓢箪で捕まえることができるのか?
という室町時代の禅問答を題材にした国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」。
その「鯰鮎図」を基にしたカラクリが見どころの軕です。
このカラクリは、大垣の郷土玩具にもなっています。
こちらの羽裏(額裏)は、まさにその鯰を押さえる場面を描いた物。
普段は、誰かに見せる訳でもないのですが、何かの折には
「実は、この羽織の裏はね・・・」と、自慢できます(笑)!
男性の着物には「裏勝り(うらまさり)」という言葉があります。
表地は地味でも、裏にこだわって、裏地で遊ぶということ。
特に普段見せない羽裏は、究極の自己満足であり、まさに裏勝りなのです。
こんな感じで、皆様も羽織の裏で遊んでみませんか?
「こんな柄の裏はないか?」とリクエストいただければ、どんな柄でも
描くことができます。
ちょっと、ここではお見せ出来ない羽裏も在庫してます(笑)。
裏にこだわりたい方は、お気軽にお問合せください。
もちろん着物の裏地で遊ぶこともできますが、それはまたの機会に!
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。
別誂え・仕立・お手入れ・加工・リフォーム等
お問い合わせはお気軽に電話またはLINE、
ホームページ内のお問合せフォームより受け付けております。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
やまぶん呉服店
〒503-0904
岐阜県大垣市桐ヶ崎町63番地
℡ 0584-78-3750
URL:http://gifu-yamabun.jp/wp/
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+