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やまぶん日記
裾に袋が入る(裾かぶり)とは?
2025/5/26

みなさんこんにちは。
暑い暑いと思っていたら、急に涼しい日が続いて
なんだか体調に影響しそうで、心配な女将です!
さて、ちょっと難しい話なんですが、
着物のトラブルとしては、よくある「裾の袋」について
お客様から直しのご依頼をいただいたので、
ご紹介します。
着物をハンガーに吊るすと、裾部分が
袋状になっている経験をされた方も
多いんじゃないでしょうか?
特に、仕立ててから時間が経過した物や、
リユース着物によく見られる症状です。
↑こんな感じで、裾部分の表地がダブついている
状態を「表袋」とか「表のだぶり」とか言います。
反対に、八掛(裏地)が袋になっている状態は
特に問題ない場合が多いのですが、この表袋は、
着姿に影響してしまいます。
こうなってしまう原因は、表地と裏地の収縮率の差なんです。
要は、表地より裏地(特に八掛)の方が縮んでしまっている
状態になってしまうのが原因です。
私たち和裁士は、そうなることを見越して
裏地に緩みを入れて仕立てる場合が多いのですが、
生地の性質や、保管状態によっては避けようがない
症状でもあります。
避けようがないのですが・・・・
安心してくださいね!
多くの場合は簡単に直すことが出来ます!!!
ただ・・・今回の症状はオクミも袋になっている
状態なんです。
この赤丸で囲った部分。
ここが酷い袋状になってしまうと、
直す時に解いて縫い直す部分が、かなり増えてしまいます。
直す部分が増えると言うことは、時間もかかりますし、
料金も高額になってしまいます。
こうなってしまったら、洗い張りして仕立て直すことを
視野に入れても良さそうです。
もちろん、そこまでお金をかけたくない場合は、
着付けで対処したり、応急処置の方法もあります。
当店では、お客様のご希望に沿った形で
直す方法や料金をご提案しますので、ご相談だけでも
お気軽にお立ち寄りくださいね!!!!!
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