新着情報
商品紹介
麻世妙 ~夏に纏う極上の肌触り~
2025/4/12

皆様こんにちは。
4月に入り、年明けに発注した夏物が
店頭に入荷してくる時期になりました。
今回は、その中から「麻世妙(まよたえ)」を織り込んだ
絞りの浴衣をご紹介します。
「浴衣」と表記しましたが、
もちろん、夏の着物としてもお召しいただけます!
【麻世妙・まよたえ】
「麻世妙(まよたえ)」とは、京都の帯匠「誉田屋源兵衛」が、
日本人が古来より生活の中で使用してきた「大麻布」を
現代に蘇らせた生地の名前です。
※大麻布について、詳しくは文末に書いておきますので、
ぜひ読んでみてください。
麻世妙の繊維を織り込だ綿麻絽の生地を
「嵐絞り(あらししぼり)」の技法で
染められています。
「嵐絞り」とは、明治初期に開発された
絞り技法の一種で、染められた模様が
嵐の際の横殴りの雨に見えることから、
そう名付けられたそうです。
幾何学模様の様に、均等にならない絞りの柄は
手仕事による温かみを感じます。
生地は、先にも書いた通り「綿麻絽」で絽目があり、
透けるのが心配になるかもしれませんが、
気になるほど透けません。
長襦袢を着なくても、肌着に気を付けていただければ
問題なく着ていただけます。
※おススメの肌着 「 透けないモカインナー 」
それよりも、生地の肌触りが極上です!!!
出来れば長襦袢は着ずに、素肌でその肌触りを
楽しんでいただきたいと思うほどの生地です!
その肌触りを確かめていただいた上で
ご購入いただきたいというのが本音ですが、
遠方の方へは通販も可能です。
通販ご希望の方は 通販ページ へアクセスください。
また、店頭に置いていますので、
お気軽にお立ち寄りくださいね!!!!
【関連記事】
【大麻布の歴史】
今から遡ること約一万年前。
日本列島には大麻が群生し、そこに住む人たちは大麻を
生活の中で利用していた。
縄文時代草創期の遺跡から大麻の編み生地と縄、土器に
付着した大麻の種が出土している。
それらは当時から大麻が生活用品・食品として幅広く
用いられていたことを示している。
また、大麻は「聖なる植物」でもあり、神道の祭祀では
「おおぬさ」と称され、樹皮から採った皮を束ねて神に
捧げられた。
今も聖域を囲む結界の麻紐や、神殿に吊るす鈴の縄として
使用される。
日常生活から神道儀式に至るまで、日本人のあらゆる
シーンに欠かすことのできない素材だった大麻。
その繊維を編んで作った大麻布も、縄文の古来から
近代に至るまで、他に類を見ない唯一無二の
衣料素材だった。
「麻世妙(まよたえ)」は半世紀以上にわたり
「忘れ去られた布」となっていた大麻布を今一度
現代に甦らせたものである。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。
別誂え・仕立・お手入れ・加工・リフォーム等
お問い合わせはお気軽に電話または、公式LINE
ホームページ内のお問合せフォームより受け付けております。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
やまぶん呉服店
〒503-0904
岐阜県大垣市桐ヶ崎町63番地
℡ 0584-78-3750
URL: https://gifu-yamabun.jp/
Mail: info@gifu-yamabun.jp
●● Official Shop ●●
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+