皆様こんにちは。

今日のブログは、ちょっと嫌なタイトルですが・・・

定休日が明けて「さぁ！年末まで頑張るぞ！」と

思っていた矢先に、嫌なニュースが飛び込んできました。

沖縄県名護市にある着物レンタル業者と

連絡が取れなくなっているというニュース。

ホント「またかよ！！」と怒りが湧いてきます。

※「　Yahoo!ニュース｜成人の日を巡る貸衣装契約でトラブル　」

何年か前に横浜で、成人式の前日に倒産して

逃げてしまった「晴れの日」がニュースになりましたが、

同様に成人式（二十歳を祝う会）に出席する方々に

ご迷惑をお掛けしてしまっています。

呉服業界の端くれにいる者として、

本当に申し訳なく思います。

すでに沖縄県内で、衣装の無償貸し出しを

申し出ていらっしゃる業者さんもいらっしゃる様ですが、

どうかお近くの貸衣装業界、呉服業界の方々は

二十歳を迎える若者たちの力になってあげてください。

どうか、よろしくお願いします m(__)m

さて、ここからは個人的な見解なんですが、

今後も同様のトラブルは起こるんじゃないか？と

危惧しています。

何故かと言うと、購入でもレンタルでも同様なのですが、

契約時と、実際に着用する日のタイムラグがあるからです。

①　店舗で振袖を選んで、購入（レンタル）を決める。

この時が契約した時になります。

②　支払をします。

店舗で購入（レンタル）契約が成立すると

・その場でローン契約をする

・その場でカード決済をする

・後日、振込完了をもって契約成立とする

等々、実際の着用日より、かなり前に支払いを

済ませることが一般的です。

③　購入の場合は、仕立が完了し購入した物を受け取る。

成人式当日まで呉服屋へ預けている方も多いです。

④　前撮りをする。

⑤　成人式当日を迎える。

だいたい、こんな流れになるんですが、

②の支払いと④、⑤の間に、依頼している業者、店舗が

倒産や廃業してしまうと、お金は払ってあるのに

レンタルできない（購入した着物を受け取れない）という

事になってしまいます。

もちろん、お金を払っているのに着用できないのは、

契約不履行になるのですが、それを業者を訴えても

倒産後だったり、逃げられちゃったりした後だと

泣き寝入りになってしまう場合も多くあります。

こういった、契約日と納品（着用）日にタイムラグがある

商品って着物だけじゃなく、身近な所だと車なんかが同様です。

車も同様に、契約（支払い）したのに納車されないという

ニュースがありますよね ^^;

では、どうすればトラブルを避けることができるのか？

レンタル（購入）前に、その店の経営状況を

調べてからレンタルすればいいのですが、

現実的な方法ではないですよね ^^;

実際のところ、有効な解決策はないのですが、

やたらと契約（決済）を急ぐ店舗は、要注意なんじゃないかと

個人的には思っています。

どうか、皆様がトラブルに合わないことを願っております。

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