皆様こんにちは。

まだまだ暑い日が続いていますが、

秋の準備を始められた方も多い様で

足袋や小物のご注文も増えてきました。

ありがとうございます m(__)m

さて、久しぶりに足袋の話題です！

足袋と一言にいっても、色々なメーカーから

かなり多くの種類の足袋が販売されています。

あまりに多すぎるので、どこの呉服屋でも

種類を絞って在庫していると思いますが・・・

まずは、材質や形状といった

足袋の基本を押さえておきましょう！！！！

【材質】

●　絹　・・・　絹を使った贅沢な足袋です。

●　麻　・・・　麻を使った主に夏用の足袋です。

●　綿　・・・　綿を使った一般的な足袋です。

●　化繊　・・・　こちらも一般的な足袋です。

【形状】

●　コハゼの枚数　・・・　一般的には4枚、5枚です。

●　サイズ　・・・　靴と同じ様な0.5cm刻みのサイズ展開の他に

ゆったり型や、細型等、巾の違いでサイズ展開されています。

●　靴下型　・・・　子供用の足袋や、観光地のレンタル店などで

利用されている親指とそれ以外が分かれている靴下です。

だいたい、こんな感じです。

いろいろありすぎて、着物をあまり着慣れていない方は

どんな物を選んだらいいのか分かりませんよね ^^;

「いつも買う足袋は決まっているわ」とか

「既成の足袋では足に合わないから、オーダーしてるわ」という方は、

読み飛ばしちゃってください。

選び方としては、基本的に綿足袋を選んでおけば

困ることはないでしょう。

綿足袋でも、価格の安い物は生地が薄く、

強度が足りない感じはしますが、

たまに履くだけなら、それほど問題ありません。

化繊の物は、色々ありますが、

「生地が柔らかい物だと、足袋を履いていても

指の形が分かってしまって嫌だ」と

おっしゃる方も多いです。

ちなみに、絹足袋は普段履きには向きません。

花嫁衣裳を着る場合や、格の高い式典に履いてください。

コハゼの枚数は、地域差もあるので

ここで言及することは止めておきますが、

一般的に販売されている物は、4枚コハゼが多い様です。

これも、どちらを選んでも問題ありません。

パーティや式典等で、壇上に上がる場面がある場合は、

肌が見えにくい5枚コハゼをオススメします。

ここまで書いてきて、当店の場合を書いておきます。

当店では、着物を着る機会が多いお客様から

指名買いが多い「杵屋（きねや）」の綿足袋を中心に

福助の足袋、有職足袋（化繊）などを扱っています。

杵屋の足袋は、サイズ展開も豊富で、同じ23.0cmの足袋でも

かなり細め～かなりゆったりまで、6段階の形状を

選んでいただけます。

私も個人的に、【杵屋の綿足袋・5枚コハゼ】

しか履かないくらい気に入ってます。

また、店頭には試し履き用の足袋を

ご用意しておりますので、いつでも試し履きして

いただけます。

それでも履けない場合や、お急ぎで取り寄せが

間に合わない場合は、コハゼ留めの

糸を追加することも出来ます。

※詳しくは

「　足袋が履けない時は・・・　」を、お読みください。

足袋も、お客様それぞれに好みがあるので、

何が良いとか悪いということは言えませんが、

いつでもご相談は承りますので、お気軽にお尋ねくださいね！！！！！

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