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着物の知識
vol.2 浴衣|生地もいろいろ。着心地もいろいろ。
2024/6/30
皆様こんにちは。
今日は天気も崩れ、梅雨らしい一日。
6月も末尾になり、明日からいよいよ本格的な
夏到来といった感じがします。
さて、昨日の
に引き続き、浴衣の生地について書きたいと思います。
まずは、綿麻の生地。
こちらは、パッと見ると「綿コーマ」に似ているのですが、
触ると「綿コーマ」よりザラつきがあります。
ただ、綿麻の生地は、どれも同じではなく
綿と麻の比率によって、肌触りや着心地も変わってきます。
全体的には、綿だけの生地よりシャリ感があって、
サラッとしています。
拡大写真を見ると、綿の太い糸1本と
麻の細い糸2本が交互に織り込まれているのが
分かると思います。
ここからは、純粋に「浴衣」とは
言えないかもしれませんが、浴衣代わりに着る方も
いらっしゃるので、ご紹介します!
まずは「小千谷縮(おぢやちぢみ)」。
着物好きな方のタンスには、一枚は入っているんじゃないか?
と思われるほど、夏の着物としては定番で、麻100%です。
綿の浴衣より透け感が強いので、どうしても下に着る物を
考えなくてはいけませんが、長襦袢が必須というわけでもなく
透け感の少ない肌着を着て、浴衣代わりにも着れちゃいます!!!
昨日のVol.1から、拡大画像は同じ倍率で撮影していますが、
小千谷縮の糸は細く、織目が詰まっていないのが
分かっていただけると思います。
そのため、通気性も良く、とても肌触りの良い
着物になります。
また、ご自宅で洗濯も出来るので、夏の着物には
ピッタリです!
最後にご紹介するのは「絹紅梅」。
Vol.1でご紹介した「綿紅梅」の絹版です。
格子状の太い糸には綿を使い、それ以外の所は
絹で織られています。
↑コチラが「絹紅梅」の拡大写真。
↑こちらの「綿紅梅」の拡大写真と比べると、その違いが
よく分かっていただけると思います。
糸が細く、織目も詰まっていないので
ご紹介した物の中で、一番透けてしまいます。
そのため、長襦袢等、下に着る物には
気を付けなくてはいけませんが、
透け感が美しく、涼し気な着物になります。
いかがでしたか?
2回に分けて浴衣+αの記事をご紹介しましたが、
色々な生地があることが分かっていただけたと
思います。
代表的な物をご紹介しましたが、
これら以外にも、絞りや綿楊柳など
色々な生地があります。
それぞれに特徴があるので、浴衣をお選びの際には
是非、生地に触れてみてください!!!!
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