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商品紹介
本場大島紬|地空き(じあき)
2024/4/19
皆様こんにちは。
突然ですが、皆様が憧れる着物ってなんですか?
いろいろあるとは思いますが、その中の
代表格と言っても過言ではないのが
本場大島紬だと思います。
今日は、そんな本場大島紬の中から、
ちょっとレア感がある「地空き(じあき)」と
呼ばれる大島紬のご紹介です。
まず「地空き」とは、染の小紋でよく見るような
飛び柄の大島紬のことを言います。
大島紬といえば、総柄の物を思い浮かべる方も
多いんじゃないか?と思いますが、この「地空き」は
そのスッキリとした柄の雰囲気で根強い人気があります。
しかし、飛び柄であるが故に、誤魔化しがきかず
正確に織ることが要求されるため、近年では生産数が
減ってきてしまいました。
柄の部分を拡大すると、精細に織られていることが
よく分かると思います。
総柄と違い、無地場が多いため、
すっきりとした雰囲気で、帯合わせもしやすい
着物に仕立て上がるので
実は着物初心者の方にもオススメなんです!
そして本場大島紬であることの証紙と
織り込まれた地球印と本場奄美大島の文字。
この辺りの事や、マルキ、算(よみ)について書くと
かなり長くなるので、今回は「古代染色 純泥染」と
表記してある証紙についてだけ触れておきます。
この証紙は、所謂「泥染」であることを
証明しているのですが、お客様から「泥染って何?」とか
「ホントに泥で染めるの?」と聞かれることがあります。
もちろん、泥で染めています!!!!
まず、糸の段階でテーチ木(車輪梅)を煮出した
染料で茶褐色に染めます。
その後、泥田(どろた)と呼ばれる場所で泥の中に
漬けて糸に泥をすり込みます。
テーチ木に含まれるタンニンと、奄美の泥に含まれる
鉄分とが科学反応を起こし、大島の黒っぽい色に
染まっていくのですが、奄美の泥でなければ
あの色は出ないと言われています。
生地を拡大すると、泥に染まりきってない
褐色の部分と、完全に泥に染まっている部分が
分かると思います。
そして、湯通ししてない状態の反物を
しばらく触っていると、指に泥が付いたような
色になることがあります。
こうして泥染めされた大島紬は、水に強く
少々雨に降られたくらいでは、水シミにも
なりにくいので、扱いも楽なんです!!!!
更には、軽くシワになりにくいので、
気軽に着るにはとても良い着物です!
写真の本場大島は、ちょっと訳アリで
お値打ちにお出しできますので、気になる方は
お気軽にお問合せくださいね!
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