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商品紹介
石下(いしげ)結城紬
2023/11/25
皆様こんにちは。
今日も、昨日の
「 本場結城紬と石下(いしげ)結城紬の違い 【着物と羽織編】 」
に引き続き、店主の大好きな結城紬の話題。
ちょっとテンション上がってます(笑)!
早速、ご紹介したい石下結城紬があるんですが、
その前に・・・
通常、結城紬だけでなく、紬と言われる先染めの着物って、
そのほとんどが、絣(柄)部分以外は一色の無地です。
例えば・・・
↑こんな感じで、柄以外の場所は黒一色といった具合です。
今回ご紹介する石下結城紬は、
地色にボカシ染めがされています!!!!
これって、糸の段階でボカシ染めして
あるのですが、一色で無地に染めるより
手間がかかります。
なんとなくですが、
糸を編んで染めて、それを解くと
こんな感じのボカシになるのかな?と想像しています。
作っている所を見てみたい!
そして、遠目には分かりにくいのですが、
柄の部分は、黒とエンジの2色で絣が作ってあります。
ちょっとしたことなのですが、柄に濃淡ができて
立体感を出している所がニクイ(笑)!
ちょっと、スマホのカメラで
綺麗な色が出ていないので申し訳ないのですが ^^;
↑こんな感じで、同じ石下結城紬の帯を合わせて
紬のホッコリ感を楽しむのも良いですし・・・
↑洒落袋帯で、ちょっとしたお出かけに
遊び感を出すのも良いんじゃないでしょうか?
今からだと、ちょっとお正月には
間に合わないかもしれませんが ^^;
気になる方は、お気軽にお問合せくださいね!!!
さて、ここまで見て来て
「あれ?証紙が違わない?」と思われた方は
かなりの結城通!!!
結城紬の産地問屋で一番有名なのは
「奥順(おくじゅん)」だと思います。
もちろん本場結城紬、石下結城紬の両方を
扱っていますが、今まで石下結城紬は
「はたおり娘」と「おく玉」の両ブランドで
販売していました。
「はたおり娘」の証紙には、地機で機を織っている
女性の絵が描かれていて、「おく玉」の証紙には手で糸を
取っている女性の絵が描かれています。
地機で織っている訳ではない、
手紡ぎ糸を使っている訳ではないのに
そのような証紙は誤解を招く恐れがあり
↓写真の様な証紙に変更されています。※
※奥順以外の産地問屋では、現在も石下結城紬の
証紙に「紬印」を使用しています。
石下結城紬の判断材料だった、
いわゆる「紬印」はありませんが、
石下結城紬に変わりはありません。
現在、色々な証紙の石下結城紬が
流通していて、分かりにくい状況になって
いますが、↑2枚目写真(反物右端)の
「茨城県結城郡織物協同組合」の検査証を
ご確認いただければと思います。
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