みなさまこんにちは。

今日はスイーツなしで、真面目な話です（笑）。

ちょっと前に店主が、男性の着物の裏についての記事を書いていましたが

今日は、女性の胴裏についてです。

↓↓↓男性の裏地についての記事は以下のリンクから↓↓↓

男の着物は裏にこだわれ！【着物編】

男の着物は裏にこだわれ！【羽織編】

さて、みなさまは着物を新調する時に、胴裏の質や種類を気にしていますか？

呉服店によっては、お仕立上がり価格のみを表示している店もあるので、

「胴裏までは気にしてないわ」という方も多いんじゃないでしょうか？？

表地の種類によっては、胴裏によって着やすくも、着にくくもなるので、

胴裏選びは大切です。

上の写真は、通常の胴裏。

当店では振袖、留袖、訪問着、小紋などの染物に使っています。

下の写真は、玉繭から引いた糸を織り込んで節がある胴裏。

当店では、真綿系の紬に使っています。

特に本場結城紬には、出来る限りこの胴裏を使います。

この節のある胴裏は、紬の裏に使うと

自分で着ていても着やすく、お客様の着付けをしても

着せやすい着物になります。

また、和裁士目線で見ると、普通の胴裏より縮も少なく、

長いスパンで見ると、仕立の狂いが起きにくくなります。

少し価格は高くなりますが、紬にはお薦めです！

当店では、着物の表地に合った胴裏（八掛も）を

お薦めしていますので、裏だけのことでも

お気軽にご相談くださいね！！！

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