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やまぶん日記
そんなことある?・・・いや、あるんですよ・・・
2025/5/25
皆様こんにちは。
今日は、写真は一切なしで文字だけです ^^;
朝からネットニュースを見ていてビックリ!
タレントの中山秀征さんがご家族でカンヌ国際映画祭へ
行かれた際のインスタ画像が話題になっていました。
奥様の中山みき(白城あやか)さんが訪問着を
左前に着ていらっしゃる!!!!
ご本人も、インスタ上で
「お着物長く着てなくて
着方忘れてしまった🥺 反省😭」
とおっしゃっています。
このニュースを見て、おそらく多くの方が
「いやいや、無地や小紋ならまだしも
訪問着で間違えるなんて考えられないわ!」
と思われたんじゃないかな?と思います。
特に、着付けが出来る方ほど、
そう思われるんじゃないかと感じます ^^;
でも・・・
あるんですよ。そういうこと。
知り合いのベテラン着付け師さんですが、
結婚式場の着付けを20年以上されています。
そんな方が、お客様の黒留袖を左前に着せちゃったんです ^^;
私も、その話をご本人から聞いた時には、
全く信じられませんでした。
ご本人に聞いたところ「全く記憶にない」そうです ^^;
弘法も筆の誤りではないですが、プロでも
「やっちゃった ^^;」なんてことはあります。
他の例では、和裁士さんの裁ち間違えなんてのもあります。
これを読んでくださる和裁士さんには背筋が凍る話なんですが、
「訪問着の肩開きを裁ち落としちゃった」って事例も知ってます。
しかも、多くのお弟子さんを持つ、この道30年以上の
超ベテラン和裁士さんです。
更には、その訪問着は、人間国宝 羽田登喜男さんの作品。
「ミスしちゃいけない」というプレッシャーから
そういったあり得ないミスが起こってしまうんじゃないか?
とも感じます。
話しを戻して、中山みきさんの訪問着ですが・・・
着方が美しく、とてもお似合いです。
「自分で着た」とおっしゃってますが、もしかすると
着付け師さんに着せてもらったんじゃないか?と感じています。
全体的にキレイな着付けなのは間違いないですが、
帯、帯〆、帯揚げの処理がとても美しい。
ご自分でこれだけ美しく着れる方は、かなり少ないと思います。
もしかすると、間違えてしまった着付け師さんを
かばってのご発言じゃないか?と思うのですが・・・
どちらにしても、なんとなく中山みきさんの
素敵なお人柄が表れている失敗だったんじゃないかなぁ
と思っています。
ただ、一つだけ言わせていただくと、
この時、末広をお忘れになったんじゃないか?と思います。
「末広は、下前の衿ラインに沿わせて帯に挿す」と
覚えてクセにしておけば、こういったことは防げます!
私たちも、慣れてること程ミスしやすいので、
改めて気を引き締めなくてはいけないと思った
ニュースでした!!!!
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