皆様こんにちは。

ちょっと前に

●　訪問着と附下の違いって？　

●　【続】訪問着と附下の違いって？

という記事を書きましたが、多くの方に

読んでいただけたようで、嬉しく思います。

ありがとうございますm(__)m

さて、ちょっとネットサーフィンをしていた時に

あるサイトで書かれていたことが気になったので、

それについて書いておきます！

文字だけの記事になりますが、興味がある方や

訪問着と附下の違いが分からないという方は

読んでみて下さい！

【一番の見分けの方法は、売っているときに

反物の状態で巻いてあるか、仮絵羽という

きものの形になって畳まれているか。

つまり仕立上がってからの見分け方は

難しくなっているということです。】

と書いてありました。

一般的に言われている事で、間違ってはいないかもしれませんが、

これを書くから、お客様が分からくなっちゃうんだと思います。

だって、仕立上がってからの見分け方が難しいなら、

そもそも「訪問着」と「附下」を見分ける必要はないですよね ^^;

もう全てを「訪問着」と呼んで、その中で

「豪華な訪問着」と「控え目な訪問着」くらいの

別け方でいいんじゃないか？とすら思えます。

そこで、ここを読まれた方に、覚えておいていただきたい

たった一つのことは

【その着物がTPOに合ってるかどうかが重要です】

と言うことです。

訪問着、附下共に、フォーマルからセミフォーマルな

場面に着る着物です。

例えば、フォーマルな場面でも、主役じゃないから少し控え目な

装いで出席したい時に「附下」は重宝しますが・・・

・柄も多く付けられていて、豪華な染や刺繍がしてある

反物の状態で販売されている【附下】

・控え目に柄が付けられて、金箔や刺繍も少ない

あっさりとしているけど仮絵羽の状態で販売されている【訪問着】

のどちらを選択しますか？

また、お喜びの気持ちを豪華さで表したい場合は、

どちらを選択しますか？

仕立上がってしまえば、どちらか分からないのに、

附下とか訪問着の違いを気にする必要がありますか？

以前は、附下と訪問着の違いが明確だったのですが、

最近では、その違いが曖昧になてきています。

ですから、着物の種類の違いを気にするより、

TPOを気にすることが一番大切なんじゃないか？と思います。

皆様が着る着物に迷った時や、購入する着物に迷った時の為に

私たち呉服屋がいます！

迷った時には、お気軽にお問合せいただければ幸いです！

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