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麻世妙 ~日本人が忘れてしまった布~
2024/2/11
皆様こんにちは。
今日は、ちょっと変わった
カッコイイ反物のご紹介です!
タイトルにある「麻世妙(まよたえ)」とは、
京都の帯匠「誉田屋源兵衛」が、日本人が古来より
生活の中で使用してきた「大麻布」を現代に蘇らせた
生地の名前です。
「大麻布」と聞くと「えっ?大麻って、あの麻薬の???」と
驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
もちろん合法的に栽培された物を使い、麻薬の成分は全く入っていません。
麻薬(マリファナ)は、花冠や葉から作られていますが、
大麻布に使う糸は、成熟した茎から取られています。
ちょっと長くなりますが、「大麻布」については
以下をお読みください。
大麻布の歴史
今から遡ること約一万年前。
日本列島には大麻が群生し、そこに住む人たちは大麻を
生活の中で利用していた。
縄文時代草創期の遺跡から大麻の編み生地と縄、土器に
付着した大麻の種が出土している。
それらは当時から大麻が生活用品・食品として幅広く
用いられていたことを示している。
また、大麻は「聖なる植物」でもあり、神道の祭祀では
「おおぬさ」と称され、樹皮から採った皮を束ねて神に
捧げられた。
今も聖域を囲む結界の麻紐や、神殿に吊るす鈴の縄として
使用される。
日常生活から神道儀式に至るまで、日本人のあらゆる
シーンに欠かすことのできない素材だった大麻。
その繊維を編んで作った大麻布も、縄文の古来から
近代に至るまで、他に類を見ない唯一無二の
衣料素材だった。
「麻世妙(まよたえ)」は半世紀以上にわたり
「忘れ去られた布」となっていた大麻府を今一度
現代に甦らせたものである。
その大麻繊維を、誉田屋源兵衛が
お召し生地に織り込みました。
生地の風合いは、通常の西陣お召しより
柔らかくも、しっかりとした物に仕上がっています。
織り出す柄は、黒地に古箔をイメージした
幾何学模様です。
黒と緑の糸を使って織られているのですが、
ライティングや、見る角度によって表情を変え、
本物の金属箔が使われている様にも見えます。
性別を問わず、カッコよく着物を着たい方には
ピッタリじゃないでしょうか?
また、オススメの仕立方は「単衣仕立」。
私自身もそうですが、着物自体が暖かいので
冬でも単衣をきることが多くなってきました。
しっかりとした生地で、単衣にはピッタリだと思います。
もちろん、裏の色や柄にこだわって袷でも大丈夫!
無難に黒の裏地にするか?
緋色の裏地で個性的に着こなすか?
柄の色合いに合わせてグリーン系の裏地にするか?
それとも他の色を使うか?
袷の場合は、裏地選びも楽しい着物になります!!!
店頭に置いていますので、気になる方は
お気軽にお立ち寄りいただくか、お問合せください!!!
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着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。
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