皆様こんにちは。

このところ季節柄、夏物や浴衣の記事が

多くなっていますが、久しぶりに

店主が大好きな結城紬の話です。

トップ画像は、店主が自分の羽織にしようと

湯通しに出した「石下結城紬」。

石下結城紬とは、

以前に「　本場結城紬と石下結城紬の違い　」でも

書きましたが、全てが手仕事で作られる

本場結城紬の工程の大部分を機械化して

織られたものです。

その分、価格も安く、手軽に楽しめる紬としても

有名です。

しかし、呉服業界の中でも、本場結城紬と

石下結城紬の違いを説明できる人は少なく、

まして両方を着比べたことがある人は

更に少ないと思います。

私自身、その違いを着比べるために

同じ網代織の(上写真)左・石下結城紬と

右・本場結城紬を所有していますが、

両方とも着物なので、同時に着れないんですよ（笑）

そこで

グレーの本場結城紬に合わせて

ダークグレーの石下結城紬の羽織を

作っちゃおうと（笑）

よく見ると、やっぱり石下結城紬（ダークグレー）

の方が織目がキレイに整っていますよね。

生地の湯通しは終わったので、

後は羽織の裏を選んで、仕立に出すだけ！

どんな裏にしようか？しばらく悩んでから

秋には着れるようにしようと思っています。

どんな裏にするか？とか

実際に着てみてどうか？とか

また、こちらで記事にするので、

興味がある方は、たまに覗いてやってください。

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