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やまぶん日記
結城紬の思い出
2022/8/17
いきなりですが、当店の店主は結城紬が好きです!
呉服屋やってるんだから、色んな着物を着なくちゃ・・・
と思っていても、ついつい結城紬に手を通してしまいます。
そんな私と結城紬の出会いは、小学生の夏休み。
夏休みが終わり新学期が始まると
周りの友達は、海水浴に行ったとか、家族でキャンプに行ったとか
お爺ちゃん・お婆ちゃんの家に行ったとか・・・
楽しそうな思い出話しに花が咲いていました。
我が家と言えば、家族旅行で茨城県結城市へ行った。
結城紬の織元を見学しに・・・
今となっては、子供の頃に貴重な経験をさせてくれた両親に感謝してますが、
小学生だった私にとっては
なんじゃそりゃ∑(๑ºдº๑)!!
って感じでした(笑)
でも大人になっても、その時のことって覚えてるんですよね。
月日は流れ、中学3年生の文化祭。
私のクラスは、出し物として劇をやることになりました。
チョイスしたのは「夕鶴」。
おつうが機を織る場面があるのですが、その効果音は
小学生の時に見学させてもらった織元さんにお願いして
カセットテープに録音していただいた地機(じばた)の音!!
ネットもない。もちろんYouTubeもない時代に
中学生がリアルな音源を用意しちゃったもんだから
先生方の間で「あの音源どうやって手に入れたの?」とか
「私も将来使いたいからダビングして」とか話題になったそうです。
そして、大人になってこの仕事を始めてからも
京都や東京で結城紬の展示会やイベントがあれば、可能な限り
見に行くようにしています。
※写真は10年ほど前に東京で開催されたイベントで、地機で無地の本場結城紬を織る実演の様子。
思い出話はさておき
「結城紬って憧れるけど、高いし、調べてもよく分からない!」って方も
多いんじゃないか?と感じています。
そんな方々が、結城紬を手に入れるお手伝いができたらいいな!と思って、
今後も定期的に記事にしていきたいと考えています。
もちろん当店で買っていただければ、とっても嬉しいのですが
そうじゃなくても、結城紬の魅力を一人でも多くの方に伝えられたらと思っています。
もちろんLINEや問い合わせから、ご質問いただければ、可能なかぎりお答えします。
また、ご来店くだされば、いつでも本場結城紬や石毛結城紬を試着していただき
その魅力に直に触れてもらえます。
決してお勧めはしませんので、お気軽にお申しつけくださいね!
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着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。
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