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天目染(てんもくぞめ)

帯の紹介染物の紹介

2022/12/19

皆様こんにちは。

 

ちょっと変わった染帯を仕入れたので

ご紹介させていただきます。

 

「天目」と聞くと、「天目茶碗」を思い浮かべると

思いますが、その「天目茶碗」の文様を白生地に染として

表現した「天目染」という染色技法があります。

 

 

この写真の染帯が「天目染」で染められた物ですが、

初めて見た時は、蒔糊とも違った技法で

「どうやって染めたの???」と疑問に思った記憶があります。

 

かなり前の話になりますが・・・

染めている所を見学させていただいた時の写真が残っていましたので、

ご紹介しながら「天目染」の魅力を感じていただければ幸いです。

 

 

▲約12mある反物を染めるための仕事場。

反物を平たんに保つために伸子張りしてあります。

 

 

▲色ごとに分けられた、引き染に使われる刷毛。

 

 

▲柄の部分を防染し、ボカして引き染し地色を染めます。

 

 

▲先ほど染めた生地が濡れているうちに

たっぷりと杉の引粉(杉の細かいチップ状のもの)を

厚さが均等になる様に積み上げます。

 

 

▲下から熱を与え、杉の引粉に染料を吸わせます。

地染した染料が乾いてしまうと、杉の引粉に染料を吸わせることが

出来なくなってしまうので、時間との勝負です。

 

 

▲天目茶碗をイメージした、

まだら模様が浮かび上がってきました。

 

 

▲完成が近づいてきました。

この後、杉の引き粉を落として、蒸しにかけ

染料を定着させて、お客様の元に届けられます。

 

 

こうやって染められる天目染めには、

何とも言えない不思議な魅力があります。

染める生地や、染めた時の湿度などによって

全く同じ物を染め上げるのは不可能で、

その染め上がりを確認するのは、釜から出てくる

陶器に通じる物があります。

 

今回ご紹介した「天目染」の染帯は、

その不思議な斑模様を引き立たせる、無地感の小紋や

紬の着物にお薦めです。

 

気になる方は、お早めにお問合せください。

トップ写真の染帯は、ご購入いただきました。

ありがとうございました。

染帯以外にも、無地感の着物もご用意可能です。

お気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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