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やまぶん日記

許せない

パールトーン加工店主の日記

2023/1/10

皆様こんにちは。

 

成人式は終わりましたが、毎年何かしら

良くないニュースが飛び込んできます。

 

今年は「振袖に墨汁をかけた」という

とんでもない、許しがたいニュースが話題になりました。

愉快犯なのか、何かしらの怨恨なのかは

分かりませんが、本当に許せません。

 

被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。

また、被害にあわれた方の地域にある

呉服屋さんや呉服関係の方々は、全力で彼女たちの

力になってあげてもらいたいと思います。お願いします。

 

 

着物に墨汁をかけるとどうなるか?

もちろん黒いシミになります。

 

写真の生地には、パールトーン加工がしてあります。

加工がしてあると、写真の様にある程度は

流れ落ちてくれるのですが、どうしてもシミが残ります。

 

▲墨で汚した直後の写真

 

黒い液体が、繊維に絡み付いてしまっているのが

分かると思いますが、墨汁の様な粘度がある液体は

パールトーン加工でも完全に防ぎきれません。

 

▲墨汁が乾いた後の拡大写真

 

墨汁が乾燥していますが、墨が残っています。

また、生地の奥まで黒いシミが入り込んでいるのが

わかると思います。

 

ニュースになっている被害の写真を見ると、

何かしらの撥水加工がしてある方と、していない方が

いらっしゃる様です。

 

 

お二方のシミを比べると、墨汁の浸み込み方に

違いが分かると思います。

 

上の方は加工なし。

下の方は、何かしらの撥水加工がしてあるはずです。

 

ちなみにパールトーン加工がしてあった場合は、

かなり綺麗にシミ抜き出来るはずです。

上の方の着物は、完璧にシミ抜き出来ないと思われます。

 

こういった犯罪は許せませんし、あってはならない事ですが、

悪意がなくても、飲み物をこぼされたり、

汚されたりという事故はよく聞きます。

 

また、うっかり自分で汚してしまった。

車の乗り降りで、裾を汚してしまった。

口紅を付けてしまった。

なんて事もよくあります。

 

そういった場合には、パールトーン加工はとても

有効な加工です。

しかし、加工の有無に関わらず、シミ等がある場合は

お早目に購入店や専門店にご相談ください。

 

来年、再来年の成人式に、これから振袖を作られる方は

パールトーン加工を一度検討してみてください。

 

当店では、ママ振りや他店購入品の

パールトーン加工のみも承っております。

 

メリット・デメリットをお伝えした上で

加工を承りますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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着物のことなら何でも、やまぶん呉服店にお任せください。

 

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